2015年5月16日土曜日

TSRでおあずかりをするということ

本日夕方、たくさんの方々にご協力いただき、TSRでお預かりすることになりました。

快くお力添え頂きました皆さま、心より感謝申し上げます。

今回お預かりしたケースで TSRでのお預かりわんこは111(わんわんわん)頭となりました。

信用していただいて託していただく、目の前のケースに真摯に対応していく このことの積み重ねで100頭を超えるわんこたちとたくさんの思い出を作るにいたったのだなと思いました。

TSR(チームシュナウザーレスキュー)では 名の通り ミニチュアシュナウザーが好きなメンバーが大好きなシュナのために何かできないかと集まったブリードレスキューです。たくさんのお家のないワンコたちに手を差し伸べることは難しい…だからこそ、大好きなシュナウザーだけでもお手伝いできれば。

しかし、行政でお迎えを待っているわんこたちに血統書など背中に張ってあるわけもなく、見た目や特徴からシュナウザーなのかをジャッジすることになります。
状態のひどい場合は犬種はおろか、どこに目が?というような風貌のこもいます。

毎日メンバーが各行政の収容情報をチェックし、シュナウザーと記載がある、シュナウザーだとおもわれる場合はメンバーと相談の上 問い合わせを行います。

一度目に留まり、問い合わせをしたら シュナウザーミックスやシュナウザーなのかなぁ?とお返事があったケースであっても 託していただける預からせていただける、そのときにTSRとして受け入れ可能であればお預かりしてきました。

純血以外お断りなんてとんでもない。

目に留まった、気になった、そこからもうTSRとそのこのご縁は始まっているはず。

もちろんセンターへの里親希望者様がいらっしゃる場合、他の地元のボランティアさんが預かってくださる場合を除き、ご縁がTSRにしかなかったら、預かり枠があるなら、お預かりさせていただきました。

お預かりしてきたわんこ達、TSRでお預かりしているときにお空へ還すことになってしまったこ、里親様のところからお空へ還すことになったこ、悲しいですが経験してきました。でも、TSRを通じてできたご縁です。

ほんの一瞬でもわんこ達は安心できただろうか、幸せを感じてくれただろうか、お預かり中はそのことばかりです。命を救ってくださるのは里親様、ただ少しそのお手伝いをさせていただいただけ。

TSRが命を救ったのではありません、そんなに偉いものではありません。何頭救ったとかどれだけの医療行為やケアをおこなったから偉いとかではないのです。

幸せになった預かりっこ達のレポートやお写真をいただく あの瞬間 あぁ~よかった、だからTSRを続けている 続けていけるんです。たくさんの思い出、楽しいことも辛かったことも、TSRを巣立っていっても里親さんが時折送って下さる近況をみんなで共有し、あーそんなだったねーとお預かりしていたころを思い出し、とても幸せそうな近況に ほんとによかったね~と話し合う、そんな瞬間をメンバーで共有できることを幸せに思っております。

今回お預かりした彼もシュナウザー純血ではないかもしれません。だからなんでしょうか?彼は彼、TSRの大事な預かりっこです。それ以上もそれ以下でもない。彼がきっとここから激変してくれて良縁を引き寄せるんです。それを私達は 一緒に経験させていただき また素敵な思い出が増えていく。いつか彼が すばらしい里親さんと新しい犬生をスタートするその時に立ち会える喜びをメンバーで共有する、いつまでもTSRがある限りそれだけのチームでいたいと思っております。

おごることなく 成果だけをアピールするのでもなく。
ご支援いただいた方々のお気持ちに恥じることなくお応えできるよう、託してくださった方々の思いに添えるよう、TSRにきてくれたわんこ達の気持ちにも。そして TSRを信じ わんこを迎えてくださった里親様に心より感謝して。

来週には、新しいこもまたTSRでお預かりさせていただきます。

少しでもシュナのために。


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